宮本恒靖JFA会長「選手は自信に満ちあふれてる」 U―23日本代表のアジア制覇にエール…カタールで現地視察へ
日本サッカー協会の宮本恒靖会長が1日、U―23アジア杯決勝・ウズベキスタン戦(3日)を視察するため、羽田空港からカタールへ出発した。 U―23日本代表は先月29日の準決勝でイラクに2―0で勝利。パリ五輪出場権が与えられる3位以内が確定し、8大会連続12度目となる五輪出場を決めた。「選手たちのコメントを見ていても自信に満ちあふれてきている。大会が始まっていろいろ苦労した中で結果につながった。かなり強くなってきてるという手応えがあると思う。存分に発揮してほしい」と期待を寄せた。 1次リーグでは初戦の中国戦(1〇0)で退場者を出し、韓国には0―1で敗戦。準々決勝・カタール戦(4〇2)は一時リードを許しながらも逆転勝利と、中2~3日の連戦を勝ち進んできた。宮本会長は大岩剛監督のマネジメントについて「いろいろと考えてピッチに戻す作業、スタメンの選び方を含めて、すごくコーチングスタッフ内でも話をしているんだろうなと思う」と高く評価した。 パリ五輪の切符は獲得したが、チームが狙うのは2016年大会以来の優勝。宮本会長は「選手、チームはそれしか見えてないと思う。その自信は膨らんでると思うので、思い切りぶつけてほしい」とエールを送った。
報知新聞社