GETTY IMAGES レネー・ゼルウィガー

先月、制作決定が正式に発表された映画『ブリジット・ジョーンズの日記』第4弾。主演のレネー・ゼルウィガーがロンドンで撮影中のところをキャッチされた。新聞「デイリーメール」によるとこの日はダニエル役のヒュー・グラントの出番はなし。ブリジットの親友シャロンを演じるサリー・フィリップスがセットに来ていたという。 【写真】20年でこうも変わる!?　レネー・ゼルウィガーほか、レッドカーペット女優のBefore&After

courtesy of renee__zellweger_ via Instagram

ブリジットといえば過去3作はぽっちゃり体型がトレードマーク。でもこの日のレネーはグリーンのドレスで、これまでよりもスレンダーな姿を披露していた。関係者によると新作ではブリジットの体型に関する意識も大きく変わるという。これまでの彼女は自分の体型に悩み、ダイエットに取り憑かれ気味。また周囲の人から体型をからかわれるシーンも少なくなかった。関係者曰く「観客に悪影響を与える可能性がある、という抗議の声があったため新作ではブリジットのダイエットへの執着は控え目になった。ブリジットはズンバも始めている。サイズ10（日本の9号）で、1キロくらい太ってもかつてのように焦らない」。

AFLO 『ブリジット・ジョーンズの日記』

原作と第1作目のブリジットは体重61キロ、サイズ12（日本の11号）の設定だった。新聞「デイリーメール」によるとこれは当時のイギリス人女性の平均体重。それなのにブリジットはボディシェイミングを受けていたというわけ。

AFLO ブリジットと親友のシャロン。『ブリジット・ジョーンズの日記』

ちなみにレネーは役作りのために1日4,000キロカロリーを食べて12キロ増やした。当時の新聞「ニューヨークタイムズ」のインタビューでその食生活を激白。「朝はチーズとソースをかけたオムレツに脂肪分の多いヨーグルト、トッピングをかけたフルーツサラダとジュースとクリームを入れたコーヒー、バターを塗ったベーグルを食べていた。その数時間後には体重を増やすパウダーを入れたチョコレートシェイクを飲む」。プロテインシェイクも活用して体重を増やしたことを明かしていた。

1作目が作られた2001年からはもちろんだが、最新作の『ブリジット・ジョーンズの日記 ダメな私の最後のモテ期』が作られた2006年と比べても美に対する考え方は大きく変わった。消滅したとはいえないけれどかつての痩せ信仰は姿をひそめ、人の体型について口にするのはNGだという意識が浸透しつつある。ブリジット、そして登場人物たちの考え方がどう変化しているのか、楽しみにしたい。