【海外】新型「ヴェルシス1100SE」が1099ccエンジンを獲得、135PSのパワーと快適さを充実して登場! Ninjaはまだか?
パワーアップしたエンジンを支える充実の車体周り
フレームは基本的にヴェルシス1000をベースとしており、ロングトラベルサスペンションと組み合わされることでさまざまな路面で快適なライディングが可能。最上級モデルとなるSEにはショーワと共同開発した電子制御サスペンション「KECS」が装備され、ライダーとパッセンジャー両方の乗り心地をさらに向上させつつ、より高いレベルでのライディングが可能となっている。 ホイールサイズは軽快でスポーティなハンドリングを生み出す17インチで、フロントブレーキにはブレンボ製のラジアルマウントモノブロック4ポットキャリパーと310mm径のローターを組み合わせをダブルで装着。リアブレーキはシングルピストンキャリパーとなるが、ローター径はヴェルシス1000の250mmから260mmへとアップされている。
最新の電子装備がさらに快適なライディングを生む
SEのメーターはアナログ式のタコメーターとTFT LCDスクリーンを組み合わせて必要な情報を確実にライダーへと伝え、今や必需品となったUSBポートはCタイプがハンドルに装備される。また、音声コマンド機能に対応したカワサキ独自のスマートフォンアプリ「RIDEOLOGY THE APP MOTORCYCLE」と連動させることで、バイクの設定などを口頭で調整することが可能となるなど先進的な装備が与えられる。 ライディングを快適にする電子装備も充実しており、KTRCトラクションコントロールやパワーモードとライディングモードの選択によってライディングパフォーマンスを最適化。ボタンを押すだけで希望の速度を維持する電子クルーズコントロールシステムは、長距離走行時の右手のストレスを軽減し、リラックスした巡航を可能にする。 このヴェルシス1100のエンジンはNinja1000SXの車体にも搭載され、Ninja1100SXとしてデビューすることは間違いないだろう。10月1日にはアメリカでのニューモデル発表が予定されており、早ければそのタイミングで、遅くともEICMAには史上最強となるニューNinjaがお目見えするだろう。国内導入も当然予定されているはずなので、楽しみに待ちたいところだ。
ヴェルシスSE主要諸元(2025・EU仕様)
・全長×全幅×全高:2270×950×1490mm(スクリーンハイポジション時1530mm) ・ホイールベース:1520mm ・シート高:840mm ・車両重量:259kg ・エジンン:水冷4ストロークDOHC4バルブ並列4気筒1099cc ・最高出力:99.0kW[135PS]/9000rpm ・最大トルク:112.0N・m[11.4kgm]/7600rpm ・燃料タンク容量:21L ・変速機:6段リターン ・ブレーキ:F=ディスク、R=ディスク ・タイヤ:F=120/70-17、R=180/55-17
後藤秀之
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