22歳のガールズケイリン飯田風音の底力!弱音を吐くなか白星スタート「親知らずが痛くなって…」
松山競輪場のナイター競輪「九州スポーツ杯争奪戦(F1)」が23日に初日を終えた。6Rガールズケイリン予選1を走った飯田風音(22歳・埼玉=120期)に話を聞いた。 前検日の前日には「親知らずが痛くなって…。それに直前に体調を崩して状態もそこまで…」とボヤくことしきり。だが、初日までに修正を図ると渡部遥のスピードを利して力強く抜け出した。それでも「調子が良くないしいい位置を取ることを大事に走りました。踏み込んでみたけど全然ダメでした」と白星スタートにも歯切れはイマイチだった。 とはいえ、なんやかんやと言いながらしっかりと結果を出すのは、石井貴子に次ぐ競走得点を有する本命レーサーとして責任を果たしているからだ。劣勢を跳ねのけるだけのパワーと底力が飯田にはある。 「状態を考えると、印が重いと緊張します…」と弱音を吐くものの、2日目の6Rガールズ予選2も目いっぱいに立ち回って人気に応えてくれるはずだ。(netkeirin特派員)