目指すはキングオブコント決勝…にゃんこスター・アンゴラ村長が明かす相方との「本当の関係」
初のデジタル写真集『151センチ、48キロ』が記録的な大ヒットとなっている、アンゴラ村長。だが、あくまで目指しているのは「お笑い」での成功だという。 【写真】可愛すぎる…爆売れ中!アンゴラ村長の厳選カットを特別公開 コンビが掲げる目標は、再びキングオブコントの決勝に駒を進めること。6月5日に座・高円寺2で開催された第1回単独ライブも大盛況だった。相方であるスーパー3助と手を取り合いながら、お笑い界の頂点を目指すかと思いきや……。 「3助さんですか? 支えあうというより、お互いがお互いを踏み台にしている感じです(笑)。人としての信頼はいっさいありません。最初は仲良くなっていい人だと思ったんですけど、知れば知るほど人でなし」 仲が良いコンビが増えている今の時代には珍しいほどの毒舌っぷり。スーパー3助との関係を掘り下げて聞いてみた。 「全部だめですね、3助さんは。人間性が根本からよくないし、努力もしない。私がにゃんこスターという名前を知っていただこうとTikTokに力を入れると、『あいつは芸人じゃない』なんて言い出すんですよ。写真集についても、『印税がうらやましい』『俺も出したい』と妬んでいました」 アンゴラ村長の愚痴は止まらない──。 「3助さんは練習嫌い。そのくせ、よくネタを間違えます。魔法少女がイカ釣り漁船に乗ってきて、魔法の光にイカが集まってくるネタがあるんですが、3助さんは自分がイカ漁師だというフリも忘れちゃったりとか(笑)。伝わって滑るならまだしも、ネタが成立しないで滑るのは最悪ですね。私も『あなた何年目だっけ?』といって怒ったりしていて、最近はようやく少し稽古するようになりました」 辛口なアンゴラ村長だが、ネタに関しては信頼を置いているという。単独ライブでもそれぞれが作ったネタを披露していたが、会場全体が揺れるような笑いが何度も起きていた。 「ネタに関しては爆発力を持っているので、あとはカラオケを使ったネタの割合を減らしていく必要があります。ケバブ屋が異世界転生するネタのように、老若男女に刺さるネタを作って第2回の単独をやりたいです。 とはいえ縄跳びのネタも財産だと思っています。実は漫才協会に所属させてもらって、浅草の東洋館に時々立っているのですが、おじいちゃん、おばあちゃんにも縄跳びのネタが受けています。 漫才協会には年齢を重ねてもネタを続けている先輩方がたくさんいます。80歳になってもショートパンツで縄跳びを持って登場して、3助さんが叫ぶ──そういう道もあるよなと思っています」 初のグラビアが大きな話題を呼んだが、それでもやはりアンゴラ村長は「芸人」なのだ。 「周りの芸人たちもグラビアに対して『普通にいいね』という反応で、買ってくれた人もたくさんいました。自分の思っている自分とは違う自分が見えているのかなという、変な気づきがありましたね。 でも、やっぱりネタをやってお金をいただいて生活できるのが一番の理想です。今回のグラビアは、芸人だったから、20代最後だったからと、条件が重なってヒットしたのだと思います。自分がアイドルではないことは十分わかっています。だから、地に足をつけてネタをやっていきたい」 奇しくも単独ライブには、「チェだぜ!!」のギャグでも知られるゾフィーのサイトウナオキも出演していた。過去に2回、キングオブコントのファイナリストとなったものの、’23年11月に解散してしまったゾフィー。現在、サイトウは居酒屋を経営しているという。 厳しいお笑いの世界で、憧れ続けたアイドルに背中を押されながら、アンゴラ村長は未来に向かって歩き続けている。
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