石巻市で一足早く「どんと祭」〈宮城〉
仙台放送
宮城県石巻市内の神社では、小正月の伝統行事「どんと祭」が行われ、参拝客が無病息災や家内安全を願いました。 石巻市住吉町にある「大島神社」では、毎年、近くを流れる旧北上川の川岸に「焚き上げ場」を設けていて、今年も多くの正月飾りが持ち込まれました。 そして、午後4時過ぎ…。 「焚き上げ場」に火がつけられました。 宮城県内の多くの地域では、1月14日に「どんと祭」が行なわれますが、漁業が盛んな石巻市では、正月気分を早く切り替え漁に出るため、50年以上前から一週間早く、どんと祭を行っています。 訪れた人たちは、炎に手を合わせ無病息災や家内安全を祈願しました。 訪れた人 「娘が中学生になるので、私も仕事が変わり心機一転楽しい一年にしたい」 「今年、中学生になるので、勉強を集中的に頑張りたい」 「みんなの健康や家族に良いことがあってほしい」 大島神社の「どんと祭」は、7日午後9時半ごろまで行われる予定です。
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