水森かおり、桂由美さん追悼「もうお会い出来ないのかと思うとまだ信じられない」紅白の衣装など手がける
歌手の水森かおりが30日、94歳で死去したファッションデザイナーの桂由美(かつら・ゆみ、本名・結城由美=ゆうき・ゆみ)さんを追悼した。 水森は自身のブログを更新し、「ニュースで知ってとても驚きました」とコメント。「もう桂先生にお会い出来ないのかと思うとまだ信じられず、とても寂しく悲しいです」と率直な思いを漏らした。 桂さんとの思い出も振り返り、「2003年『鳥取砂丘』で紅白歌合戦に初出場させていただいた際の衣裳でお世話になってからご縁をいただき、それから昨年までの紅白、コンサートやキャンペーンなど様々なドレスを着させていただいております」と回顧。「桂先生のドレスはとにかく夢がいっぱい詰まっていて、デザインも生地も装飾も素晴らしく全世界の女性の憧れ! 着用すると背筋がシャンとなるような、また触れているだけで幸せな気持ちになり心が満たされていくのです」とつづった。 最後に会ったのは、昨年のNHK紅白歌合戦のリハーサルで「ギリギリまで衣裳の隅々までチェックしてくださいました。昨年のこの日もドミノとドレスが一体化して見えるよう細部に渡り手直ししてくださっていました。とても心強く、本当に嬉(うれ)しかったです!」とツーショットもアップ。「天国で見守っていてください。私も先生のこと大好きです! 心よりご冥福をお祈りいたします」と締めくくった。
報知新聞社