吉村共同代表「許容できない」 維新が元市議の推薦取り消しへ パーティー券めぐり疑惑 京都市長選挙
来月4日投開票の京都市長選に立候補を表明している元京都市議について、パーティー券に関する疑惑が浮上し、日本維新の会は推薦を取り消す方針を固めました。前原誠司衆議院議員らの新党なども推薦を取り消します。 元京都市議の村山祥栄氏(45)は、去年11月に京都市長選への出馬を表明し、日本維新の会や前原衆議院議員らの新党「教育無償化を実現する会」、国民民主党京都府連などが推薦を決めていました。 関係者によりますと、村山氏の資金管理団体が政治資金パーティー券を販売しましたが、実際にはパーティーを開催していなかった疑いが浮上し、維新は推薦を取り消す方針を固めたということです。 維新の共同代表の吉村洋文大阪府知事は12日昼、「コンプライアンス上、許容できないと判断した」として近日中に正式に党として発表すると述べました。 村山氏の事務所は取材に対し「維新から推薦取り消しの連絡があったが、詳しい理由は聞いていない。去年から今年にかけ、パーティーを9回企画したが8回は中止した。今後、説明する場を設ける」とコメントしています。 また関係者への取材で、「教育無償化を実現する会」と国民民主党京都府連も推薦取り消しを決めたことがわかりました。 京都市長選にはほか、以下の人たちが立候補を予定しています。 ▽元府議 二之湯真士氏(44) ▽弁護士 福山和人氏(62) ▽元参議院議員 松井孝治氏(63) ▽元ホンダ社員 寺田浩彦氏(62)
ABCテレビ