4勝0敗と絶好調の今永昇太が全米デビュー ESPNの中継中にインタビュー受ける
4月20日のレッドソックス戦で4勝目を挙げたカブスの今永昇太投手が28日(日本時間29日)、ESPNから全米中継されたレッドソックス―カブス戦の5回に、インタビューを受けた。 インタは5回表2アウトから5回裏まで費やし行われた。その間に得点のシーンもなかったことで放送中、入団会見の映像や自ら出版した「今永昇太のピッチングバイブル」の本も映像で登場する濃い中身で米国のファンからも一気に人気が集まりそうな内容だった。 ―(チームの)信頼をどうやって築いた? 「とにかくボクはメジャーで言えば小学1年生なので、すべてのものに興味を持って、成功している人に話を聞いたり、ときには苦労を味わった人に話をうかがってアドバイスを求めたり、それが一番大事じゃないかと思ってます」 ―シカゴには「GO CUBS GO」という応援ソングがありますが? 「そういう歌があると聞いたので検索して聞きました」 ―今、歌っていただけますか? 「歌詞がないのできょうは無理です」 ―メジャーでどのタイミングで通用すると思いましたか? 「自分は通用していると思ってません。まだ初対戦のチームばかり。これからくりかえし対戦が続いて攻略されるでしょうし、そのときが本当のスタートだと思っている。今は、がむしゃらにやっているだけです」 ―この本(ピッチングバイブル)の3つのポイントは何ですか? 「技術、メンタル、ルーチンが書かれています」 ―あなたのフォーシームの高めのボールの動きがすごいですが何か秘訣がありますか? 「指がボールを持ったときの角度から伸びないように、指が遠心力に負けないように気をつけて、アーチを保ちながら投げています」 ―日本とメジャーのボールは違いますが、メジャーのボールは心地いいですか? 「メジャーのボールはいろんな形とか均一ではない。またファウルを打たれて新しいボールが来るときに難しい時がありますが、これがアメリカの野球ですし、いいことでも悪いこともすべてを受け入れて、あまり気にしないのが大事です」 ―シカゴに来て何か発見した一番お気に入りの食べ物は何ですか? 「シカゴピザを食べて、一枚でお腹いっぱいになりました」。
報知新聞社