住民ら“笑顔”「サインは家宝です」杉良太郎・伍代夏子夫妻が“炊き出し”で住民らと交流
被災地で地元の人たちに元気を届けます。石川県七尾市の能登島では、俳優の杉良太郎さんと、妻で歌手の伍代夏子さんが炊き出しを行いました。 【写真】杉良太郎・伍代夏子夫妻による炊き出し 2人が炊き出しを行ったのは七尾市の鰀目(えのめ)漁港と野崎(のざき)コミュニティセンターの2か所です。杉さんと伍代さんは記念写真を撮ったりサインを書いてプレゼントしたりして地元の人たちと交流しました。 サインを求められた杉さんは、「サインは読めないから、ステッカーを読んで」と声をかけながら、色紙に自身が映ったステッカーを貼って手渡していました。 サインをもらった住民「なかなかこんなことしてくださる方おらんがいね。ありがとうございます。サインは嬉しいです。飾っときます。家宝です」 また、炊き出しでは2人が自ら皿に盛り付け、温かい食事で被災地にエールを送りました。 杉良太郎さん「ここの人たちもやっぱり高齢化が進んでいるじゃないですか。だから元気なうちに、もういっぺん繁栄した姿をみていただかないと。それだけ見て人生終わるのは酷」 伍代夏子さん「食べたり人が集ったりするのはそれだけで少し紛れると思うんですよ。みんなでワイワイ、ちょっとでも楽しい気分になれば」 杉さんと伍代さんとの温かいふれあいに住民には笑顔が広がっていました。
北陸放送