山菜採りで高齢者の遭難相次ぐ 83歳女性が一時行方不明 77歳男性は左足負傷
29日、長野県内では山菜採りで山に入った高齢者の遭難が相次いで発生した。長野市鬼無里では、仲間と2人で入山した長野市の会社役員男性(77)が下山中にバランスを崩して左足をひねった。救助要請を受けた長野中央署の署員らが山に入り、男性を救助。男性は長野市内の病院に運ばれたが軽傷のもよう。 【イラスト】山で熊に遭遇した場合の対処方法
小谷村千国では、5人で入山した近くの女性(83)が待ち合わせ場所に戻らずに行方不明になった。午後0時10分に同行者が通報し、大町署の山岳遭難救助隊員らが捜索。女性は午後3時5分に発見された。疲労はしているが、けがはないもよう。