『もしも徳川家康が総理大臣になったら』浜辺美波主演、これぞ理想の内閣発足!? 大ヒットビジネス小説が実写映画化
【Tokyo cinema cloud X by 八雲ふみね 第1197回】 シネマアナリストの八雲ふみねが、いま、観るべき映画を発信する「Tokyo cinema cloud X(トーキョー シネマ クラウド エックス)」。 【写真全13枚】『もしも徳川家康が総理大臣になったら』浜辺美波主演、これぞ理想の内閣発足!? ほか 今回は、現在公開中の2024年夏休み映画の中から『もしも徳川家康が総理大臣になったら』と『怪盗グルーのミニオン超変身』をご紹介します。
■『もしも徳川家康が総理大臣になったら』日本の未来を、歴史上の偉人に委ねる
異例の大ヒットとなった同名ビジネス小説が、まさかの実写映画となった『もしも徳川家康が総理大臣になったら』。 最新AIによって蘇った歴史上の偉人たちが、現代の日本を世直しする!? 常識外れの発想から生まれた、異色の政治エンターテインメントムービーが誕生しました。
■『もしも徳川家康が総理大臣になったら』のあらすじ
2020年、コロナ禍真っ只中の日本。国内だけでなく世界中が大混乱に陥る中、首相官邸ではクラスターが発生。 なんと、総理大臣が急死してしまった。 そこで政府は、この未曾有の事態を乗り越えるために、ある計画を実行する。それは、AI・ホログラムにより歴史上の偉人たちを復活させて、最強内閣を作ること。 メンバーは、内閣総理大臣に抜擢された徳川家康をはじめ、坂本龍馬、織田信長、徳川吉宗、北条政子、徳川綱吉、足利義満、聖徳太子、紫式部、そして豊臣秀吉。 通称“偉人ジャーズ”によって発足されたドリームチーム内閣は、圧倒的なカリスマ性と並外れた実行力を持ち、日本中に活力を与えていく。 しかしテレビ局の新人記者・西村理沙は“偉人ジャーズ”の影に渦巻く陰謀に気が付き……。
■『もしも徳川家康が総理大臣になったら』のみどころ
主演を務めたのは、『ゴジラ-1.0』など話題作への出演が続く浜辺美波。主人公となる西村理沙は、国民を代表して世の中の動向を伝えるポジションであると同時に、私たち観客にいちばん近い目線を持つキャラクター。そんな新人記者役を溌剌と演じています。 そして本作で注目すべきは、やはり偉人に扮した豪華な実力派俳優の面々。 幕末の風雲児・坂本龍馬役に赤楚衛二、内閣総理大臣・徳川家康役に野村萬斎、最恐の革命家・織田信長役にGACKT、驚愕の政策を打ち出す財務大臣・豊臣秀吉役に竹中直人。 さらには観月ありさ、長井短、江口のりこ、髙嶋政宏、池田鉄洋、小手伸也がどんな偉人を演じているのか。 斬新な扮装も含めてお楽しみください!