石丸伸二氏 新党結成、3年半後の都知事選出馬は「有力な選択肢」今夏の都議選出馬は「ない」
前広島県安芸高田市長の石丸伸二氏(42)が15日、東京都内で記者会見し、今年夏の都議選(定数127)に向けて新たな地域政党「再生の道」を立ち上げることを正式に発表した。 【写真あり】「エヴァンゲリオン」のキャラクター、碇ゲンドウの決めポーズをする石丸伸二氏 いつか首相に!?… 石丸氏は、会見で「生まれ変わるくらいの変化がいまの日本には必要」と主張。「広く国民の政治参加を促す」として、都議選に候補者を擁立する考えを表明した。そして、都議選の42選挙区での候補者擁立を目指すとし、定数が多い選挙区では複数人を立てる可能性があるとした。また、候補者の条件として「多選の禁止」などを挙げ、「鉄の掟(おきて)」として「2期8年の上限」を設けるとした。 自身が都議選に立候補することは「ない」と明言。3年半後の都知事選の出馬については「有力な選択肢」と述べた。 昨年7月の都知事選で、石丸氏は、交流サイト(SNS)を活用して無党派層や若者らから支持を得て、165万票余りを獲得して小池百合子氏に続いて次点となった。投票率は60・62%で、前回を5・62ポイント上回った。得票数は、小池氏が約291万票で42・8%、石丸氏が約165万票で24・3%、蓮舫氏が約128万票で18・8%だった。