八王子学園八王子の頼れるエース! 残り59秒で“再逆転のクラッチショット”を沈めた十返翔里がチームを勝利に導く
【U18日清食品トップリーグ2024】東山高等学校ー八王子学園八王子高等学校 【映像】残り59秒で再逆転のクラッチショット 高校バスケットボールの強豪校が集うリーグ戦・U18日清食品リーグの「U18日清食品トップリーグ2024」は開幕3週目。9月22日(日)は前日に引き続いて東洋大学 赤羽台キャンパス HELSPO HUB-3アリーナで四試合(男子二試合、女子二試合)が行われた。 第三試合(男子)は東山高等学校(京都府)と八王子学園八王子高等学校(東京都)の対決となった。両校は東山が瀬川琉久(3年/PG/5番)、八王子学園八王子が十返翔里(3年/F/12番)という世代最高クラスのスコアラーを擁するため注目度の高い一戦だ。 試合はIH王者の東山が八王子学園八王子を追う展開となった。後半に入って追いかける東山は点差を縮め、4Q残り1分15秒に瀬川の得点で逆転に成功する。しかし、八王子学園八王子も直後の攻撃で左サイドのスローインからボールを受けた十返が一度右サイドの照井昇太朗(2年/GF/6番)にボールを預けると、そのまま右45度の3Pラインで再びボールを保持。 東山の南川陸斗(3年/SF/7番)のマークをンジャイ パプ ンデリ セク(2年/C/8番)がスクリーンに入ってワンテンポ外すと、十返はフェイクを入れながらドリブルでペイント内に侵入し、追いすがる南川のチェックを受けながら、身体が少し流れた状態で難しいジャンプショットを放つ。するとこのシュートはリングを綺麗に通過していった。 この場面に解説陣も「(南川の)ディフェンスはタフショットで打たせたんですけどね、やはり(十返の)決め切る力がすごい」と感心していた。八王子学園八王子にとっては、リードを保ちながら終盤に逆転される嫌な展開だったが、残り1分を切ったところで沈めた十返のこのクラッチショットが決勝点となり、注目のエース対決は八王子学園八王子が80-79で逃げ切り勝ちを収めた。
ABEMA TIMES編集部