真矢ミキさん(60歳)が実践した「逆に楽しむこと」とは?|美ST
化粧品も大事ですが、ちょっと面倒でもオシャレして人に会ってお金と時間を使うことも大切
宝塚歌劇団の花組トップスターからテレビや映画の世界に転身した真矢ミキさん。女性が選ぶ「理想の上司」や「カッコいい女性」のアンケートでは上位の常連。明るく華やかなイメージがありますが、実はうつ病に苦しんだ時期があったとか。それを乗り越え、今に至るまでの道のりをうかがいました。
化粧品はそれぞれセレクト。ライン使いはしません
先日、共演者の方に「奥さんから、真矢さんに肌のケアは何をされているか聞いてほしいと頼まれたんだけど」と言われたんです。私、何をやっているんだろうと改めて考えてみると、大切にしているのは洗顔で乳化させ、しっかり汚れを落とすこと。ある時期から頑張るようになりました。 洗い流し用のクレンジングを優しくなじませたところにぬるま湯を足し、白く変化したら乳化している証拠。さらになじませ、ふわっと汚れが浮いたら洗い流します。それから石鹼でダブル洗顔を。優しく柔らかく触れ、絶対に肌をきゅっきゅとはやらないです。 敏感肌なので、どの化粧品もなるべく香料の少ないものを使っています。化粧水はコットンで何度もパシャパシャして、顔が冷たくなってきたら浸透している合図だからやめます。目尻のシワが気になるときは、そこを重点的に冷たくなるまでやります。高価なコットンは化粧水を吸っちゃうので買いやすいもので十分。その後、美容液と乳液をつけて朝のケアは終わり。夜は最後にクリームを。 化粧品は、それぞれいいと思うものをセレクトし、ライン使いはしません。肌は神経質になるより、自分に合っているかの感覚を大切にしています。エステには行かないですが、皮膚科には行きますし、マッサージは月1のリンパ系施術と月3で行くほぐし系サロンの2カ所に通っています。リンパ系では自分ではできないイオン導入をしてもらったりしています。 不思議と撮影に入ると顔がはっきりしてくるんです。意識だと思います。だからちょっと面倒でも、オシャレして人に会って、ある程度のお金と時間を使うことって重要だと思います。恋をしてなくてもキュンとする人や、素敵な先輩に会うといいんじゃないかな。運動は台詞を覚えながら美容器具でセルフケアする程度でほぼしませんが、なるべく歩くようにしています。 更年期もありました。ホットフラッシュを感じたときは、母が言ってたのはこれか!と思ったし、脂肪のつき方が変わってきたときも、先輩があの下着をつけていたのはこういうことね、と逆に楽しんでいました。 なかなか寝つけない夜もありますが、私は起きちゃう。時間も無駄にしたくないので、本を読んだりします。どんなときも柔軟な自分を作っておき、ストレスを溜めないことを心がけています。