Pepper君、環境省に行く
ソフトバンクロボティクス株式会社の人型ロボット「Pepper」は、6月27日に朝日環境大臣政務官を表敬訪問し、環境保全の啓発活動について報告した。 【画像】生物多様性の損失を止め、反転させることを進めるイメージキャラクター「だいだらポジー(DAIDARAPOSIE)」(出典:環境省) 6月5日に10歳の誕生日を迎えたPepper君であるが、その日は「環境の日」でもある。そこで、Pepper君は環境省を訪問し、環境省のネイチャーポジティブキャラクターの「だいだらポジー」と環境省広報室のまちゃゆきさんと一緒に脱炭素に向けた個人の取り組み(ゼロカーボンアクション)をテーマにしたダンス「グリーンダンス」に挑戦した。 グリーンダンスの様子は、ソフトバンクロボティクスの公式YouTubeで公開している。また、環境月間を通じて、Pepperの公式Xアカウント(@Pepper140605)では、環境問題に対する理解と取り組みの促進につながる情報を発信した。 ●6月5日は環境の日&Pepper誕生日!! 同社は、教育機関向けに展開しているPepper for Educationを通じて、プログラミング教育やAI教育、環境教育などを行っており、これまで約1300の教育機関で約5万回の授業を実施している。 環境教育では、Pepperが補助教員となり、子供たちとインタラクティブに学べる「Robo Blocksスクールテンプレート」の「環境教育 海洋ごみ編」と「環境教育 生活ごみ編」を環境省監修のもと、京都府亀岡市と共同開発し、2019年から全国の教育機関に展開している。 また、AIやロボットなどの最先端テクノロジーで子供たちが社会課題に挑戦する教育プロジェクト「STREAMチャレンジ」を毎年開催しており、多くの子供が食品ロスなどの環境問題に取り組んでいるという。 同社は、今後もPepper for Educationを通じて、未来を担う子供たちに環境保全の重要性を知るきっかけを提供していく。
こどもとIT,編集部