気分が上がる「カラーパンツ」。ピンクを選んだら、コーデはどうする?
ファッションエディターの発田美穂さんが、大人世代におすすめしたいアイテムやコーディネート術、テクニックをご紹介します。 【写真】2024年の流行「カラーパンツ」コーデ。正面から見ると? デザイのンポイントは? GWでしたね~。みなさん、ゆっくり休めましたでしょうか? インスタなどを見ていると、海外旅行に出かけた方も多いようでしたね。そんな中、私は
ベランダの観葉植物を買いたい! ということで、練馬にあるオザキフラワーパークに行ってきました。ここは昔の、いわゆる園芸センター時代から何度も行ったことがある場所。しかし、今ではちょっとオシャレに変身いたしまして、遠方からも植物好きが訪れる東京西地区のオアシスになっているのです。 なにしろ1年の中でも最高の季節ですから、それはそれは花も木も美しく! 散々迷った末、やっぱり定番ということでオリーブとミモザ、あとはプランター用にバジルやらイタリアンパセリを購入しました。
そして、その時に穿いていたのがこのピンクのパンツ! やっぱりこういう鮮やかカラーって、それだけで圧倒的に気分が上がりますよねー。さらりとした肌ざわりで、真夏まで快適に穿ける素材。ウエストがドロストゴム仕様なので、サイズ直しもいらないし! しかもそれがデザインとして活かされていて、可愛いポイントになっているし! こういった、ヴィヴィッドで強めのカラーボトムスのとき、実は結構コーディネートに悩むと思うのです。私も朝、クローゼットでちょっと、あれこれやりました。というのも、例えば白のTシャツ。もちろん間違いないです。正解コーデ。なんですが、ちょっと色のコントラストが強すぎるというか、真っ白とヴィヴィッドピンクがパキッと主張し合っちゃって、その眩しさに顔がついていかない感じがしたのです。あちこち垂れてきている顔面と服のヘルシーさが合わない。 黒Tシャツも、それはそれで、やっぱりコントラストが強いし、ちょっと迫力が出過ぎてしまう感じ。もしもTシャツだったら、チャコールグレーとかスミクロがあればちょうどよかったのにな~と思ったのですが、あいにく持っておらず。 で、選んだのが、淡いサックスブルーのシャツ。思い切って、色に色をぶつけていく作戦です。でもこれが意外や意外、他のどんな色よりもしっくりきて、落ち着くのです。これ、ピンクだけでなくて、他の色でも使う手なのですが、私は気がついています。“実はサックスブルーのシャツが無敵説”。そうなんです、サックスブルーのシャツって、イエローにもグリーンにも赤にも、とにかくヴィヴィッドカラーのボトムスならおまかせ! っていうくらいしっくりくる。派手にもなりすぎず、かといって地味にもならず。馴染みつつ、いい仕事してくれるんですよね。 ってことで、カラーボトムスにはサックスブルーのシャツ。これをうわごとのように唱えつつ、どんどんカラーアイテムに挑戦していただきたいと思います。 構成/幸山梨奈
発田 美穂