京都市の焼き肉店で食中毒 男女15人が下痢や発熱症状うち10人からノロウイルス検出 手洗いなど不十分だったか 店に3日間の営業停止処分
京都市の焼肉店で食事をした22歳から55歳の男女15人が下痢や発熱などを訴え、うち10人からノロウイルスが検出されました。市は食中毒と断定し、24日まで3日間の営業停止処分にしました。 京都市保健所によりますと今月14日、京都市下京区の飲食店「焼肉ホルモンニューみよし」で食事をした30代の男性から山城北保健所に「下痢や発熱の食中毒症状があり同時に利用した6人が同様の症状となっている」と連絡がありました。京都市保健所が調査したところ、今月13日から14日にかけて食事をした4グループ19人のうち、調査ができた22歳から55歳の男女15人が同様の症状を訴えていて、10人の便からノロウイルスが検出されたことなどから、食中毒と断定したということです。 症状を訴えた全員が軽症で現在は快方に向かっているということです。4グループはローストビーフユッケや白菜キムチなどを食べたということですが、共通して注文されていた料理はなく、京都市保健所は手洗いが不十分など何らかの原因で食材が汚染されたとみていて、店に対し今月22日から24日まで3日間の営業停止を命じました。