【巨人】大城卓三「いい打球が増えてきている」不振で2軍調整中も復調の兆し
不振で2軍調整中の大城卓三捕手が23日、ジャイアンツ球場で行われた2軍練習に参加した。室内での打撃練習の後、グラウンドでのケース打撃に参加。その後は右翼後方にあるブルペンへ移動し、松井颯投手のボールを受けたり、打席に立って球筋を確認するなどした。 今季は23試合に出場し、打率1割8分8厘、0本塁打、3打点と打撃不振に陥り、8日に出場選手登録を抹消。不振によるシーズン中の2軍調整は22年6月以来、約2年ぶりだった。2軍合流後は実戦から離れて調整を進めていたが、17日のイースタン・西武戦(カーミニーク)から実戦に戻り、18日の同戦では初回2死二塁の好機で左中間を破る適時二塁打を放って2軍合流後初安打を記録した。 現在の打撃の状態については、「練習でも感覚的にいい打球が増えてきている。あとは試合で打席に立ってみての感覚。実戦でやっていくしかないという感じです」と説明。ウィーラー巡回打撃コーチのサポートも受けながら感覚の修正に取り組んでおり、「だんだんと良くなっているのかなと思います」と語った。
報知新聞社