ニコール・キッドマン、故郷オーストラリアへの帰国を検討 9月に実母を亡くしてから多忙な日々
米女優ニコール・キッドマン(57)が、故郷オーストラリアへの帰国を検討していると報じられた。 【写真】ニコール・キッドマン16歳長女、パリでモデル・デビュー ハワイ生まれでオーストラリア育ちのキッドマンはここ数年、夫でカントリー歌手のキース・アーバンと2人の娘サンデー・ローズさん(16)とフェイス・マーガレットさん(14)と共に米テネシー州ナッシュビルで暮らしてきたが、9月に実母を亡くして以降、オーストラリアへの帰国を検討しているという。 新作映画「ベイビーガール」での演技が高く評価されているキッドマンは、イタリアで開催されたベネチア国際映画祭に参加するため現地を訪問している時に母の訃報を知らされ、上映会と授賞式を欠席して帰国した。葬儀の後は再び米国に戻り、映画の宣伝の仕事に復帰するなど多忙な日々を送っている。 関係者がウーマンズ・デイ誌に語ったところによると、キッドマン夫妻にとって今年は最悪の年で、2人が一緒に過ごす時間はほとんどなく、キッドマンは母を亡くした最もつらい時期を一人で過ごしていたという。「仕事に打ち込むことで悲しみに対処しているようだ」と関係者は話しており、周囲もそんなキッドマンのことを心配しているという。 アーバンは、来年2月に米ラスベガスで10日間のレジデンス公演を予定しており、その後は妻をサポートするためツアーから離れるつもりだと伝えられている。 一家はナッシュビルの他にビバリーヒルズとニューヨークにも自宅を持っているほか、オーストラリアにも複数の不動産を所有している。(ロサンゼルス=千歳香奈子通信員)