他の病院では治らなかった…読者が信頼する病院【私の敏感肌名医・神戸編】|美ST
治療を受けて変わったこと、今、気をつけていることは?
敏感肌である所以の皮膚病らしく、外的な刺激を避けるようにしています。W洗顔を避けるためララビューで丁寧にクレンジングしぬるま湯で洗います。エリクシールのローションとグラファのミルクを擦らないように優しくハンドプレス。サウナなど体を極端に温めると悪化するので長時間の利用は避けています。小鼻の周りが赤くなったら早めに処方してもらった軟膏を塗るように。 1:健栄製薬 ベビーワセリン2:グラファ モイスチュアキープ ミルク(はやし皮ふ科クリニックで購入)3:エリクシール リフトモイスト ローション SPⅢ 4:オルビス クレンジングリキッド(限定ボトル)5:ララビュウ ホワイトCクレンジングミルクEX〈すべて本人私物〉 \先生の所感/ 酒さは原因不明の慢性炎症性疾患です。顔全体に赤みとヒリヒリ感を伴います。悪化原因として、日光や高温や低温の外部環境や、皮膚への外的刺激や飲酒、刺激のある食べ物によることが考えられます。診断は難しく、他の皮膚病と併発している場合もあります。酒さは薬が効きづらい治りにくい皮膚病です。レーザーや光治療などが効果のある場合もあります。自己判断をせず、皮膚科受診をお勧めします。
■林 宏明先生(はやし皮ふ科クリニック院長) 川崎医科大学大学院卒業、同附属病院勤務、同大学臨床講師(皮膚科学)などを経て、幼少期を過ごした神戸に皮膚科を開業。 兵庫県神戸市中央区日暮通2-1-3 阪神「春日野道駅」から徒歩2分。一般皮膚科・アレルギー科、小児皮膚科。酒さは特徴的な病気です。心当たりのある方はクリニックHPの「酒さ」チェックリストの該当項目をご確認ください。 2024年『美ST』4月号掲載 撮影/渡邉明日香(エーワン)〈東京〉、安田慎一(スタジオ シン)〈名古屋〉、渋谷美鈴〈神戸〉 取材/菊池真理子、八尾美奈子 編集/石原晶子