東北新幹線一時運転見合わせ【集電装置の異常】影響続く
TVIテレビ岩手
パンタグラフに電気を集める装置の異常で8日、東北新幹線の仙台から新青森駅間の下り線が一時、運転を見合わせました。盛岡駅の改札の前には花束を持ち、到着が遅れた女性を待つ人の姿もありました。 花束を持ち、改札の前に立つこちらの女性。 女性「わたしの妹が盛岡に引っ越してくるから、お花で迎えようと思って」 2時間前につくはずの東京発の新幹線が、まだ到着していませんでした。 8日午後0時34分頃、東京から函館に向かう「はやぶさ」のパンタグラフに電気を集める装置に異常が見つかり、一ノ関駅で車両点検を行ったため、仙台駅と新青森駅の間の下り線で一時運転を見合わせました。午後2時過ぎ、この新幹線は運転を再開しましたが、一部の列車に運休や遅れが出ました。 花束を持っていた女性が妹と会えたのは、予定の2時間以上後でした。 盛岡に住む姉「2時間は長かった」 カナダから盛岡に引っ越してきた妹「九州まで行けると話していた」 東北新幹線の下りは、現在も遅れが出ています。