【タンス預金の時効】5年前に母からもらった「300万円」のタンス預金。時間も経っているので申告はいらない?
贈与税は時効が過ぎる前に見つかる可能性が高いので申請をする
贈与税は、年間110万円を超える贈与に対して発生する税金です。 時効も存在しており、うっかり忘れていた場合は6年、分かっていたにもかかわらず、わざと申告しないなどの悪質な場合は7年が時効とされています。5年前にもらった300万円のタンス預金は、時効が来ていないため、贈与税の申告が必要です。 税務署は、大きなお金の動きや不審なお金の動きを把握できるため、実際に時効まで待って、見つからずに済む可能性はあまり高くありません。 時効までに贈与税の無申告が発覚すれば、無申告加算税などのペナルティーの対象にもなりますので、贈与税が発生することが分かった時点で申告をして、きちんと納税をしましょう。 出典 国税庁 タックスアンサー(よくある税の質問) No.4402 贈与税がかかる場合 No.4408 贈与税の計算と税率(暦年課税) デジタル庁 e-Gov法令検索 相続税法(昭和二十五年法律第七十三号) 第五章 更正及び決定 (贈与税についての更正、決定等の期間制限の特則)第三十七条 財務省 行政事業レビューシートの最終公表(令和元年度実施事業に係るレビューシート) 2.適正かつ公平な課税の実現 事業番号0007 国税総合管理(KSK)システム 参考資料 国税総合管理(KSK)システムの概要 執筆者:FINANCIAL FIELD編集部 ファイナンシャルプランナー
ファイナンシャルフィールド編集部