花贈るイケメン集団で話題 愛知「花男子」が生まれた理由
結成して5年目、全国からの依頼も増えた
3年前から行政の追い風も吹き始めた。豊橋市で【花のまち豊橋】、愛知県で【花の王国あいち】というプロモーションが開始。さらに農林水産省が『花き振興法』を定めたことで花の消費を喚起する活動に対して国から予算が出るようになり、自治体やJAなどがその予算を使って“花男子”にオファーが舞い込むように。 結成して5年目、全国からの依頼も増え、年間50~60ものイベントに参加している。花を広める活動が認められ、愛知県の大村知事から感謝状も受けた。 現在、フラワーバレンタインの推進や、福利厚生費を利用して社長から社員に花を贈るという新規プロジェクトも開始。また、今年5月には花男子のメンバーが花男子公認の花男子応援ショップをオープンさせるなど、次々と新たな取り組みが行われている。 30代以上の男性は花を贈ることに照れや恥ずかしさがあるが、20代など若い世代はあまり抵抗がないという意見もあるらしく、花を贈る男子“花男子”があたりまえになる日はそう遠くないかもしれない。「贈る相手を思って買うのが花。花を贈ることで大切な相手のとびきりの笑顔を見ることができるのです」 今日、大切な相手に花を贈って、いち早く“花男子”になってみてはどうだろうか。 (編集プロダクション/エディマート 小玉みさき)