【11日(月)】晴れエリア拡大 20℃超え続出で名古屋は過去最も遅い夏日 東京都心は1週間ぶりに20℃台に
週明けのきょう11日(月)は、関東から西の太平洋側や北海道で雨のスタートになっている。ただ、それも朝までが中心で、日中は広い範囲で晴れそうだ。関東から西を中心に最高気温は20℃を超え、11月なのに25℃以上の夏日になる所もある予想。週末、記録的な大雨になった沖縄と奄美も日差しが戻るが、引き続き、土砂災害などには警戒が必要になる。
日中 晴れエリア拡大
けさの通勤通学の時は、関東から西の太平洋側の沿岸部や北日本で雨が残り、傘の出番の所がある見込み。東北北部は昼ごろまで雨の所があるが、ほとんどの所が朝までで、日中は天気が回復しそうだ。昼間は広い範囲で晴れて、関東も午後は各地で日差しが戻る見通し。夜の帰り道は、傘の置き忘れに気をつけたい。
週末、梅雨末期のような大雨になった沖縄や奄美もようやく天気が回復するが、土の中には大量の水分が残っている。土砂災害などは遅れて発生することもあるため、引き続き、急な斜面など危険な場所には近づかないようにしたい。
気温上昇 11月なのに夏日も
けさは冷え込みが和らぎ、週末に150~200か所ほどあった冬日(最低気温0℃未満)も北海道の2か所にとどまっている。日中の最高気温は、東北南部や関東から西で20℃を超え、鹿児島や高知、岐阜、名古屋では25℃に届いて夏日になる予想。名古屋では過去最も遅い夏日になり、東京都心も1週間ぶりに20℃に届きそうだ。
今週は季節が逆戻りし、関東から西で最高気温が20℃台の日が多く、鹿児島など九州で夏日が続く所がある予想。晴れる日ほど朝晩と昼間の寒暖差が大きくなるため、体調管理に気をつけたい。 (気象予報士・丸田絵里子)