天候不順により今夏の海水浴客は2割以上減の一方で“県外客”の割合は『過去最高』新潟県
2024年の夏に新潟県内の海水浴場を訪れた人の数が、梅雨明けの遅れや台風の影響で前年より減少していたことが8日わかりました。 【写真を見る】天候不順により今夏の海水浴客は2割以上減の一方で“県外客”の割合は『過去最高』新潟県 県内各市町村で、この夏7~8月に開設された61か所の海水浴場のうち、村上市の笹川海水浴場で前年比約1.5倍を記録するなど7か所では増加もみられたものの、県内全域の海水浴客数は前年比21.9%減の75万6424人だったということです。 前年より梅雨明けが10日遅れたために7月の遊泳可能日が減少したほか、東北地方を横断した台風5号や暴風域を伴って関東に接近した台風7号の影響が主な原因と、新潟県ではみています。 一方で、新潟県外からの海水浴客の割合は増えています。 新潟県によりますと、県内の海水浴場を訪れた人の数は、新型コロナウイルス感染症の拡大で国民が外出を控えた2020年には前年比で6割以上落ち込みましたが、その後は夏のレジャーの多様化もあるなかで右肩上がりで推移し、回復基調にありました。 2024年の夏は天候不順の影響から、新潟県内の海水浴場に来た人の数は2023年より減ったものの、新潟県外からの海水浴客は66.3%にのぼり、これは統計のある1974年以降で最も高い割合となっています。
新潟放送
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