石川遼はスイングに手応え「1ミリでも前に進んでコツコツ積み重ねていく」
◇国内男子◇ACNチャンピオンシップ ゴルフトーナメント 事前(2日)◇三木GC(兵庫)◇6993yd(パー71) 【画像】小学6年生で名刺交換 石川遼はプロアマ戦で最終調整した。48位に終わった2週前「パナソニックオープン」以来の試合。前週は筋力トレーニングを中心に汗を流した。 「全身筋肉痛がきても大丈夫な感じですごく良かった。ゴルフはスイング面の調整。パナソニック最終日に自分の中では手応えを感じていて、そのおさらいをした」 今季は6月のメジャー「日本ツアー選手権」で2位。海外メジャー「全米オープン」(予選落ち)を挟んで、続く「ジャパンプレーヤーズチャンピオンシップ」で優勝した。しかし、それ以降は8試合で予選落ちが3試合、トップ20も1試合にとどまっている。 「正直、今のベストを尽くしているので、やることは変わらない。本当に毎日、毎日1ミリでも前に進んでコツコツ積み重ねていくことをやってきている。そこは裏切らないと自分でも信じている。それをやっていくしかない」と力を込める。 今週は専属の佐藤賢和キャディではなく、妹の葉子さんがバッグを担ぐ。佐藤氏はロープの外から田中剛コーチとともに戦況を見守る。 「試合中だから出てくる細かい状況、たまってきているデータ、世界観の共有。リアルタイムで見てもらう。『まあ、大丈夫だわ』という状態になってもいいし、ズレていてもプラスになる」と意図を説明した。 「来週に持ち込めるものは持ち込んでいきたい。手応えをつかんで来週にいけるものはマックスつかんでいきたい」。次週のメジャー「日本オープン」(埼玉・東京GC)に向けて弾みをつけたい。(兵庫県三木市/玉木充)