映画『マッチング』副音声コメンタリーの冒頭が公開 土屋太鳳&佐久間大介&金子ノブアキが監督と裏側語る
俳優の土屋太鳳が主演、Snow Manの佐久間大介が共演する映画『マッチング』(公開中)から土屋、佐久間、金子ノブアキ、内田英治監督による副音声コメンタリー上映の冒頭映像、そして土屋、佐久介、金子の新規場面写真も解禁した。 【動画】映像とのギャップにほっこり?『マッチング』副音声コメンタリー上映冒頭が解禁! 映画『ミッドナイトスワン』(2020年)、『探偵マリコの生涯で一番悲惨な日』(23年)など国内外で評価の高い内田監督・脚本による今作は、マッチングアプリによって増えた“出会い”の裏に仕掛けられた“罠”の恐怖を完全オリジナルで描く、新感覚サスペンス・スリラー。 8日から始まった副音声コメンタリー上映の冒頭10分。映画がはじまるやいなやテンション高めに「ワクワクする」と盛り上がるキャストたち。「オープニングかっこいいですよね」という土屋の言葉と共に、物語は不穏になっていく。 土屋から「この傷跡をつくるのは難しかったですか?」と美術に関して監督に質問が飛ぶと「役者さんが大変だった、動けないからね」と話す監督に、佐久間は「これ人形じゃないんですか?」と、キャストも驚がくの事実が明らかに。 土屋演じる主人公・輪花が登場すると、監督は実際にウェディングプランナーの方に取材したそうで「ウェディングプランナーの方は忙しく実際にマッチングアプリを使っている方も多いと聞いたので、今回の主人公をこういう設定にした。『マッチング』とマッチングしたらいいな」という解説も入る。途中、シーンに見入ってしまい黙る一同に、金子「コメンタリーの意味がない…!(笑)」と、笑い合う場面も。さらにカットした部分の話にもなり、さらにトークは盛り上がる。 輪花と輪花の父・芳樹(杉本哲太)の仕事帰りの居酒屋のシーンでは、輪花は先に入って席についている父親に「お待たせ…」とか細い声で声をかけるが、土屋は「ここの“おまたせ”の言い方、走ってお待たせを言うのかと思ったら全然違った」と、輪花の飾らない人柄と父親との距離感をよく表しているシーンに触れながら、土屋も実際の父親とのエピソードを披露する。 輪花の家のシーンで、芳樹(杉本)の若い頃を演じている役者が、「本当にそっくり!」と話題となる。金子は「全体的に回想シーン、みんなめちゃくちゃ似てる。僕の子供の時もそっくり!」と絶賛すると、監督が「だってみんなの若い頃の写真を取り寄せて、これを探してくれ!と言ったもんね」と、裏側を明かした。輪花がマッチングアプリ用の写真を撮る場面では、佐久間から「この行動が後々運命を全部変えることになる…」と意味深な発言が飛び出す。この写真から物語がどう動いていくのか…。 そして、職場で輪花の同僚の尚美(片山萌美)が、輪花が登録したアプリの画面に映る男性を次々とスワイプしていくシーンになり、最後、画面に吐夢が表示されると、一同「吐夢がでてきたよ~」と盛り上がる。尚美が「マッチング率97%出ましたー!」とスマホを持ち上げ、職場のみんなにアピールシーンは片山のアドリブだったということも明かされる。 今回解禁された場面写真は、怪しい雰囲気の中でPC画面をじっと見つめどこか嬉しげな表情の影山(金子)と、水族館でクラゲを見つめ癒された様子の輪花、そして、息を切らしナイフを手に持つ吐夢の姿を捉えたもの。輪花を中心に物語はどう進んでいくのか.輪花、吐夢、影山、3人の運命とは。