米東北春の嵐で予期せぬ大雪 2人が死亡 70万世帯が停電
ニューヨーク、ニューヨーク州、4月5日 (AP) ― 米東北部を発達中の低気圧が通過した影響で4月4日、各地で樹木の枝が折れ、電線が切断され、一時70万世帯が停電した。ニューヨーク市郊外では折れた枝で女性が1人死亡。ニューハンプシャー州では火事で女性が1人死亡した。 ニューイングランド一帯では4日夕方までに60センチを超える雪が積もり、海べりの地方では22メートルから26メートルの強風が吹くと予想される。山沿い地方では、5日夕方までに大雪となるだろう。 4日夜の時点で、メイン州では31万世帯、ニューハンプシャー州では12万5000世帯が停電。湿って重くなった雪で樹木の枝が折れ、電線の着雪が原因だという。 電力会社によると、450人以上の送電線作業員と250人以上の樹木作業員が被害状況を調査し、数日にわたる復旧作業に備えているという。 (日本語翻訳・編集 アフロ)