どうなる熊本県知事選挙!激戦の情勢調査を解説!熊本県民が注目する争点とは?選挙ドットコムちゃんねるまとめ
熊本県知事選挙 情勢は木村氏と幸山氏が競る
3月15、16日に実施された情勢調査では木村氏と幸山氏が競っており、毛利氏と宮川氏は離されているとのこと。 その1週間前に行ったJX通信社と熊本日日新聞の調査では、自民党支持層・公明党支持層共に木村氏が多くの支持を得ています。 幸山氏も元自民党県議ということもあり、一部自民党支持層からの支持を得ているものの、支援を受けている立憲の支持層を固めきれておらず、その結果として木村氏の方がわずかに前に出る状況となっています。 木村氏の選挙戦略としては「蒲島県政の後継色をいかに身にまとうかが肝」と米重氏。 幸山氏に関しては「(蒲島県政を)より良くしていくか。何か問題があれば解決していく、光を当てていくということができるか」という対立軸を設定することが重要だとコメントしました。
また、今回の熊本県知事選挙の争点について、米重氏は熊本県に半導体工場を建設した台湾企業・TSMCの存在に言及。TSMCの誘致成功によって地元の経済効果ははかり知れず、蒲島県政が評価されている理由もこのことによるものです。 好景気に沸くこのタイミングで蒲島氏が退任するということで、今回の熊本県知事選挙では今の流れをどう引き継ぐかが県民にとって非常に重要なポイントとなっています。 一方で、熊本県は水道水のほとんどを地下水に頼っており、水を大量に使う半導体産業の参入で環境への影響を懸念する声もあります。その問題にどう対応するかという点にも県民の関心が集まっていると言えるでしょう。 争点について、国政視点で見ると政治とカネの問題や与野党対決の構図に注目が集まりそうですが、米重氏は「地元は蒲島県政とかTSMCとかを軸にして争われる」とコメント。 「その結果として今は若干木村さんの方に分がある。おそらくそういった流れのまま行くのではないかと考えています」と分析しました。
熊本県知事選挙2024 投票マッチング実施中!
現在、選挙ドットコムでは西日本新聞と共同で熊本県知事選挙の投票マッチングを実施しています。 13の設問に「賛成」から「反対」まで5択で回答することで自分の考えと候補者の考えを比較することができる仕組みです。 MC千葉「今回の党に争点がクリアになりやすいものだと、より一層有権者の助けになってくるのかなという印象がありますね」 米重氏「特に政策を軸としてどこに投票するか決めたい方にとっては大きな材料になるのかと思いますね」