馬瓜エブリン、取材エリアで悔し涙「このチームで勝ちたかった」両軍最多23得点奮闘も「不完全燃焼。勝たせられなかった」
◆バスケットボール女子 ▽Wリーグ プレーオフ決勝 デンソー―富士通(15日、東京・武蔵野の森総合スポーツプラザ) バスケットボール女子Wリーグのプレーオフ決勝は15日、東京・武蔵野の森総合スポーツプラザで行われ、両者1勝1敗で迎えた2戦先勝方式の第3戦で、レギュラーシーズン(RS)2位のデンソーは、同1位の富士通に79―89で敗れ、初優勝と、皇后杯との2冠を逃した。富士通は16年ぶり2度目Vを果たした。 デンソーは、1シーズンの休養を経て今季新加入した日本代表・馬瓜エブリンが両チーム最多23得点を挙げ奮闘。チームのオフェンスが停滞したときこそ、自ら攻めて得点し、声を挙げるなどコート上で終始、仲間を鼓舞し続けた。 試合後、取材エリアでは悔し涙を流し「自分たちの考えていたことができなかった。勝たせられなかったのがつらい。このチームで勝ちたかった。優勝して終わるシーズンが1番。ちょっと不完全燃焼」と言葉を絞り出した。次は今夏の五輪に向け「準備してかないと行けない」と引き締めた。
報知新聞社