矢口明子市長（中央）に日本ご当地ラーメン総選挙で連覇する意気込みを語った「酒田のラーメンを考える会」メンバー＝酒田市役所

　酒田市名物で、ふわとろワンタンが特徴の「酒田のラーメン」が「日本ご当地ラーメン総選挙」（10月2～8日、東京都・新宿区立大久保公園）に、前回王者として出場するのを前に「酒田のラーメンを考える会」（会長・斎藤直満月代表）は24日、酒田市役所を訪れ、矢口明子市長に連覇への意気込みを語った。 　総選挙は札幌ラーメン（北海道）や博多ラーメン（福岡県）などウェブ予選を勝ち抜いた9ご当地ラーメンと、前回王者の酒田のラーメンが参加する。来場者による投票で日本一を競う。 　同会は昨年に続き、総選挙のために会員らで作りあげた特製ラーメンを現地で提供する。麺は庄内産小麦の割合を昨年より増やしてより香りが感じられるようにするなどの改良をした。 　同会会員ら6人が市役所を訪問した。矢口市長は「市も協力してＰＲする」と話し、同会の石垣洋平さん（56）＝麺工房さらしな店主＝は「連覇して酒田に元気を届けたい」と語った。10月10～15日に同市のみなと市場で、総選挙で振る舞うラーメンを提供する。