ヤクルト、25日先発は高橋奎二 高津監督「連敗を止める投球に期待」 チームは3連敗中
(セ・リーグ、ヤクルト-広島=降雨中止、4回戦、24日、神宮)ヤクルトは広島4回戦が雨天中止となった。先発予定だった小沢怜史投手(26)はスライドで登板せず、25日の同カードは高橋奎二投手(26)が先発のマウンドに立つ。「しっかり自分がゲームをつくって勝てれば一番いい」と闘争心を燃やした。 今季は自身の初戦だった4日に広島を相手に登板した。白星こそつかなかったが、7回5安打2失点(自責点0)と好投しており「いいイメージはある」と前向きだ。チームは3連敗中で、借金5の最下位に沈む。高津臣吾監督(55)は「内容はもちろん、勝つ投球をしてほしい。チームは連敗中だし、それを止める投球を期待している」と、2軍監督時代から見守る左腕に〝連敗ストッパー〟としての役割を求めた。 「彼は気持ちの面でも投手向きで持ち球もトップクラス。ゲームに勝てる投手になっていかないといけない」と指揮官。〝秘蔵っ子〟が快投し、嫌なムードを払拭する。(武田千怜)