コパ・アメリカ落選のディバラ、プレミア移籍の噂もローマ残留が濃厚か 新シーズンは新たな起用法の可能性も
イタリア各メディアは、パウロ・ディバラの今夏のローマ残留を予想しているが、イギリス『Sky Sports』によると同選手は、プレミアリーグへの移籍を検討しているという。 今シーズン、ローマで公式戦39試合に出場し16ゴール10アシストを記録したディバラは、ローマとの契約が2025年6月30日まで残されている。その契約には、2024年7月末日まで有効となるイタリア国外クラブに適応される1200万ユーロ(約20億円)の契約解除条項が設定されており、国内クラブは2000万ユーロ(約33億円)に定められている。 『Sky Sports』がディバラのプレミアリーグ移籍の可能性を報道する中、同選手は『The Athletic』のインタビューで「イタリア国外での自分を想像するのは難しい」としながらも「ラ・リーガやプレミアリーグへの好奇心はある」と語っており、ローマでの将来は未だ不透明となっている。 しかしながらローマでの目標についても言及しており、「ヨーロッパの大会の決勝戦で負けたことは悔やまれる。チャンピオンズリーグやヨーロッパリーグで優勝したことはないが、それが常に僕の目標だ。ローマでできる限り勝ちたい」と語っている。 イタリア『Corriere dello Sport 』は、ローマを率いるダニエレ・デ・ロッシ監督は来シーズンもディバラをチームの要として考えていると報じており、偽9番のポジションとして起用する構想もあるようだ。またデ・ロッシ監督は、ウィンガーのポジションの補強を目指しており、ユヴェントスのイタリア代表フェデリコ・キエーザやフィオレンティーナのアルゼンチン代表ニコラス・ゴンサレスが獲得候補として挙げられている。 今夏開催されるコパ・アメリカのアルゼンチン代表から選考漏れし、「とてもつらい思いをした」と語ったディバラ。来シーズンはどのチームの袖に通すことになるのだろうか、今夏の去就に注目だ。
SPOTV NEWS