【独自】勤め先の工場に放火の疑い 元派遣社員の男逮捕 隣接する工場など6棟にも延焼 大阪・八尾市
大阪府八尾市で2月22日、金属加工会社の工場などが焼けた火事で、警察は火元となった工場で働いていた元派遣社員の男を放火の疑いで逮捕しました。 非現住建造物等放火などの疑いで逮捕されたのは、八尾市の元派遣社員・中村哲夫容疑者(54)です。 捜査関係者によりますと、中村容疑者は2月22日以前勤務していた八尾市内の金属加工会社の工場に何らかの方法で火をつけた疑いが持たれています。 隣接する工場など6棟にも延焼し、約2300平方メートルを焼き、火は6時間半後に消し止められました。けが人はいませんでした。 火元の工場は当時、稼働していませんでしたが、中村容疑者とみられる男が敷地内を出入りする様子が付近の防犯カメラに映っていたということです。 警察の調べに対して中村容疑者は「クビの宣告をされ腹が立ち火をつけようと思った」と容疑をみとめているということです。
ABCテレビ
【関連記事】
- ▶「同情できる点があるものの、精神的に追い詰められていたとまでは認められず」元交際相手のマンション放火 海上自衛官だった41歳男に執行猶予付き判決 京都地裁
- ▶「本当に納得いきません」遺族は控訴求める意向 兵庫・稲美町の放火殺人 小学生兄弟2人殺害の伯父に懲役30年の判決
- ▶【独自】「あなたを責めるつもりはまったくない。本当の気持ちを話してほしい」遺族の男性が青葉被告と面会 京アニ放火殺人
- ▶「酒飲んで一人でいると無性に火をつけたくなる」会社の防犯設備に放火損壊の疑いで逮捕 会社員の35歳男 集合住宅の連続不審火についても供述 大阪・富田林市
- ▶団地の駐輪場で相次ぐ不審火 自転車など16台焼ける 連続放火の可能性も 大阪・富田林市