公選法違反を「自白したようなもの」 選挙プランナー戸川大冊氏がPR会社の代表を一喝
◇斎藤兵庫県知事 公職選挙法違反疑惑 行政書士で選挙プランナーの戸川大冊氏は「選挙戦におけるSNSの役割が大きくなる中、SNSにたけた人を陣営に入れるケースが増えているが、選挙に関する法律などには詳しくない人も多い。今回のPR会社の代表も、公選法違反の可能性があると知らずに資料を公開したのではないか」と指摘。「心証としては真っ黒。自白したようなものだ」と話した。 【写真】斎藤知事の写真チェックを行う折田氏らスタッフ 資料を公開した理由については「ある種の承認欲求が引き金だろう。次の仕事につながるとの思惑もあったのかもしれない」と推測。「全てを出すなんて、ビジネスリテラシーがなってない」と一喝した。 守秘義務もあって、選挙戦略の詳細な内容は明かさないのが鉄則。 プランナーの基本的な姿勢として、戸川さんは「候補者を当選させるのではなく、違法なことをしないよう誘導する」ことが何より大切だと強調した。