衆議院選挙が15日公示され、12日間の選挙戦がスタートしました。 岩手県内3つの小選挙区には、あわせて7人が立候補しました。 立候補の受け付けは、午前8時半から盛岡市内で始まりました。 それぞれの陣営は、届け出の順番を決める抽選をしたあと、選挙運動に必要な腕章や標札などを受け取り足早に会場をあとにしていました。 今回の選挙は自民党の派閥の裏金問題を受け、政治の信頼回復に向けた取り組みなどが大きな争点で、物価高に対応する経済政策に加え、人口減少対策なども問われます。 盛岡市、紫波町、矢巾町の岩手1区には、自民党・新人の米内紘正さん、立憲民主党・前職の階猛さん、共産党・新人の吉田恭子さん。 内陸と沿岸あわせて23市町村の岩手2区には、自民党・前職の鈴木俊一さん、立憲民主党・新人の中村起子さん。 奥州市や一関市、花巻市などあわせて7つの市と町の岩手3区には、自民党・前職の藤原崇さんと立憲民主党・前職の小沢一郎さんがそれぞれ立候補しました。 投開票は参議院岩手選挙区の補欠選挙と同じ27日です。 15日現在の岩手県内の有権者数は100万2449人で、前回2021年の衆院選と比べておよそ3万9000人減少しています。