<街ぶら>幹線道路埋め尽くした大阪・平野だんじり合同曳行
幹線道路「南港通」を止めて行う9町合同曳行
そして、同日夜には同区を走る幹線道路「南港通」の一部を通行止めにして、9町のだんじりが集結する「9町合同曳行」が始まった。ふだんは車がたくさん走る道路も、きょうは人とだんじりで埋め尽くされる。今年は日曜日にあたったため、早くから沿道にござを敷いて場所取りをしたり、飲食店などは店前で飲み物を売るなど、まつりならではのにぎわいを見せた。 それらを立ち入り禁止にした歩道橋から各町の関係者や警察官、消防士らが見守り、規制解除前にはすみやかに退場するよう無線や携帯電話で各町連携をとりながら指示を送る。曳き手だけではなく、こうした支えがあり、この大きなまつりが運営されている様子も伺えた。 同まつりは翌日の宮入も盛り上がる中行われ、今年のだんじり曳行は終わりの時を迎えた。合同曳行を見ていた同区内の小学生の男の子(9)は「早く大人になって合同曳行に参加したり、鐘も鳴らしたい」などと話していた。