千原ジュニア企画の『座王』が300回放送「芸人は必死、奥の手を使わなければいけないときも」
◆「笑い飯・西田は、ちょっと強すぎますよ」
──「ペットボトル事件」で木下さんと因縁があるオジンオズボーン篠宮さんも出場していらっしゃって、普通のバラエティ番組なら演出で2人をバトルさせるはずですが、それをやらないところが『座王』のガチさというか。 まあ、本人らがやりたかったらやったらええしね。それはこっちが「本」を書くことじゃないですから。でも、TKOみたいにあれだけキャリアのある芸人が出てきてくれて、後輩と戦うのはすごくいいことですよね。あと、何かやらかした芸人はまず『座王』に出たらええんちゃうかな。とりあえずフジモン(FUJIWARA・藤本敏史)には『座王』で復活してもらって。で、椅子のまわりを回らせますんで(笑)。 ──フジモンさんが出てきたら無双しそうですけど。 どうかなあ! 本人は「大喜利はNG」って言ってますよね。不得意としてますけど、そんなん関係ないですね。『座王』に出たら何でもやるしかないですから。 ──そして『座王』と言えば、鬼と呼ばれてダントツの最多優勝、最多勝利数を誇る笑い飯・西田さんの存在が光ります。 あれはほんまに、ねえ。いやあ、倒すのは難しいでしょうね。ちょっと強すぎますよ。そういう意味では西田は、『座王』が始まる前と後ではバラエティ界の立場も変わってきましたよね。 ──ジュニアさんは『座王』みたいな、バチバチ、ヒリヒリとしたスタイルのお笑いがお好きですよね。 それはあるかもです。我々はお笑いに入ったときからトーナメントに出て、優勝したりして、それからレギュラー番組をつかんだりしていましたから。そういうのをずっとやってたんで、染み込んでるんかもしれません。ただ、みんなでひとつのお笑いを作り上げていくことも、もっとやっていきたいです。 ──2月16日放送の『300回記念1時間SP』では、歴代優勝回数・通算勝利数ともに1位で200勝達成者に贈られるブラックビブスを保持する笑い飯・西田さんをはじめ、100勝達成者の証であるゴールドビブス保持者(R藤本、モンスターエンジン・西森、ロングコートダディ・堂前)が勢揃いする豪華な回となっていますね。 めちゃくちゃ分厚いですよ、それぞれの戦いが全部。「ここは穴やな」というところが一切ないです。全対決が分厚めです。 ──今後の『座王』の展望についても聞かせてください。 ほんまにええ大人が真剣に椅子の奪い合いをしてますからね。それをずっとやらせていただきたいです。俺が死んだら、違う人がやったらええし。ただ『座王』をNGにしてる芸人もいるんちゃうかな。まあ、そういう人も出て欲しいですね。 ◆ 『千原ジュニアの座王 300回記念 1時間SP』 放送:2月16日・深夜0時55分~(関西ローカル、TVer・カンテレドーガで配信) MC:千原ジュニア アシスタント:竹上萌奈(カンテレアナウンサー) 審査委員長:ほんこん プレイヤー:チャンス大城、笑い飯・西田、ミサイルマン・岩部、モンスターエンジン・西森、たんぽぽ・川村、R藤本、フルーツポンチ・村上、スカチャン ヤジマリー。、ロングコートダディ・堂前、セルライトスパ・大須賀、さや香(石井・新山)、サツマカワRPG、ぱーてぃーちゃん(信子・金子きょんちぃ)