【ミャンマー】避難民支援で5百万円募集、友好協会
ミャンマーとの文化・経済交流を目指す日本ミャンマー友好協会(JMFA)は21日、同国の避難民支援に向けたクラウドファンディング(CF)を開始した。当面の資金調達目標は500万円。独自の支援ルートを通じて食料や医療、教育に関する緊急支援を実施する。 募集期間は11月29日まで。現地では、3年8カ月前の軍事クーデター後の混乱が続く中、今年9月に台風11号(ヤギ)などの影響を受けて各地で洪水や土砂崩れが発生した。同国の国内避難民は350万人近くに達している。 同協会は、日本人の間でミャンマーへの関心が薄らぎ、ロシアが侵攻するウクライナやイスラエル軍とイスラム組織ハマスとの戦闘が続くパレスチナ自治区ガザに注目が集まっていると指摘。ミャンマー向けの支援金が集まらないのが現状という。 NPOのミャンマー国際支援機構(MIAO)は8日、大規模水害の緊急支援として、JMFAに100万円を寄付したと発表していた。