無観客の有利、不利【立浪和義の超野球論】
新しい楽しみを
ブランクを感じさせない巨人・坂本
6月19日、無観客での公式戦がスタートし、このコラムを書いている24日現在で、すでに5試合が消化されています。 同じ無観客でも、選手の緊張感は練習試合と比べ物になりません。プレーも当然、緊迫感を増し、見ていると、こちらもワクワクしてきます。 今は、球場で応援できず寂しい思いをしているファンの方も多いかもしれませんが、テレビ中継では集音マイクを使い、ピッチャーの投げたボールがミットに収まる音、バットの芯に当たる音などが響き、今までとはまた違った楽しみも発見できているのではないでしょうか。 7月半ばからは少しずつ客席に入れていく方針になっています。無観客の状況については、むしろ今だけの限定と考え、楽しんでもらえたらと思います。 好スタートを切った巨人では、20日の阪神戦(東京ドーム)で坂本勇人選手があとホームランでサイクルとよく打ちました。実績も力もある選手だけに、何の不思議もないとも言えますが、直前に新型コロナ感染での離脱もあり、本調子になるまでは少し時間がかかるのかなと・・・
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週刊ベースボール