【バレー】習志野高 0-2から大逆転勝ちで2年連続の本戦へ U18日本代表の結束が大活躍【春高2025千葉県予選(女子)】
敬愛学園高 サーブが緩くなり「無双状態」を止められず
2年ぶりの本戦を目指した敬愛学園高は、勝利まであと1セットが遠かった。 第1セットに4本のサービスエースを決めるなど、サーブで主導権を握ってセットを連取。だが、上原典人監督が「第1、第2セットは相手のミスで自分たちのリズムになっていました」と言うように、サーブが緩んだ第3セット以降は習志野高のペースに。「去年と同じですよね。無双状態にさせてしまった。ああなると厳しい」と結束を止められず、そのエースにマークが集まったところでほかのスパイカーにも得点を許した。指揮官は「3-0で終わらせないといけないゲームでした」と悔やんだ。 サウスポーエースの永盛仁子や、上原監督の娘であるセッターの上原古都奈ら力のある下級生が来年度も残る。それでも、指揮官は「市船(市立船橋高)さんであったり、どこも下級生主体のチーム。うかうかしていられません」と気を引き締めた。 決勝の試合結果 習志野高 3(21-25、21-25、25-16、25-16、15-10)2 敬愛学園高 文・写真/田中風太(編集部)
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