琉球エアーコミューター(RAC)、機材不具合で23日の全41便欠航 1516人に影響 沖縄
琉球エアーコミューター(RAC)は23日、この日運航予定だった航空機4機全てに不具合が確認されたとして、同日の全41便を欠航すると発表した。原因は調査中。搭乗を予定していた1516人に影響が出た。欠航に伴い、日本トランスオーシャン航空(JTA)による那覇ー久米島線の臨時便を1往復運航する。 【写真】琉球エアーコミューターの機材
22日午後10時頃に行った整備点検で、RACの機材1機の主脚タイヤのホイールを留めるボルトとナットの一部に緩みが見つかった。その後に他の機材についても確認したところ、保有する5機中4機に同様の不具合が発見された。 JTAによる同日の臨時便は那覇ー久米島(午後4時発、同4時40分着)、久米島ー那覇(同5時20分発、同6時着)でそれぞれ運航する。 JALグループの担当者は「運航便の正常化に向けて、安全を最優先で考慮し、可能な限り迅速に対応する」とコメントした。 琉球エアーコミューターのホームページによると、同社は沖縄本島を中心に、与論島、南大東・北大東島、久米島、宮古島・多良間島・石垣島・与那国島を結ぶ10路線を5機の航空機で運航している。
The Ryukyu Shimpo Co., Ltd