日曜劇場「海に眠るダイヤモンド」片桐はいり、渋川清彦がゲスト出演 70年にわたる愛の物語がさらに動きだす
神木隆之介が主演を務めるTBSの日曜劇場「海に眠るダイヤモンド」(毎週日曜午後10時)が10月20日よりスタート。第2話は衆議院選挙により11月3日に放送され、今後のゲストとして片桐はいり、渋川清彦の出演が発表された。 「アンナチュラル」「MIU404」など数々のヒット作を生んだ、脚本・野木亜紀子×監督・塚原あゆ子×プロデューサー・新井順子という強力チームが再集結した本作。1955年から石炭産業で躍進した長崎県・端島と、現代の東京を舞台にした70年にわたる愛と友情、そして家族の壮大な物語を描く。 神木が端島の炭鉱員の家で生まれ育った明るくまっすぐな主人公・鉄平と、現代の東京に生きるもう一人の主人公・ホストの玲央の一人二役、鉄平の良き理解者である兄・進平を斎藤工、鉄平に想いを寄せる食堂の看板娘・朝子を杉咲花、端島に突然現れた謎の女性・リナを池田エライザ、鉄平の親友でありライバルである賢将を清水尋也、ある過去を抱える自由奔放な鷹羽鉱業職員の娘・百合子を土屋太鳳が演じている。 そのほか、國村隼、沢村一樹、中嶋朋子、山本未來、さだまさしが出演し、現代と過去をつなぐ物語のキーパーソンとなる謎の婦人・いづみを宮本信子が演じている。 片桐が演じるのは、端島唯一の映画館「昭和館」の館長を務める大森、渋川は端島に突如やってきた映画プロデューサーを名乗る夏八木を演じる。片桐演じる大森は第2話から、渋川演じる夏八木は第3話から登場する。 初回から、1955年の端島と現代の東京を交差する演出に物語がどう繋がっていくのか考察が盛り上がっている本作。2人はどのように関わっていくのか。11月3日の第2話は15分拡大で放送される。 ■第2話あらすじ 現代。いづみ(宮本信子)は一体何者なのか、自分に似ているという “忘れられない人”とはどんな人物なのかが気になる玲央(神木隆之介)。そんな玲央にいづみは、かつて想いを寄せていた鉄平(神木)のこと、そして島での複雑な“恋模様”について語り始める。 1955年9月。端島では、リナ(池田エライザ)のことを気にかけて遊びに誘う鉄平を、複雑な思いで見つめる朝子(杉咲花)の姿が。朝子の鉄平への気持ちに気付いているリナもまた、自分へ向けられた鉄平の好意をかわしながら、複雑な思いを抱えていた。 一方、端島に生活用水を引く海底水道計画の検討会に参加する賢将(清水尋也)に連れ立って、長崎を訪れた百合子(土屋太鳳)は、アメリカ生まれの“スクエアダンス”と出会い、気に入って端島に持ち帰る。すぐさま同好会を設立するべく、鉄平、朝子、賢将、リナを集めて練習に取り掛かる。その頃、端島には大型の台風が近づいてきて――。