大谷翔平のオープン戦欠場をロバーツ監督が示唆「大事なのは開幕に間に合わせること」 現地メディアは「韓国に向かうまで20試合ある」
ドジャースの大谷翔平が今週から始まるオープン戦で、初戦のパドレス戦を含む今週末の3試合には出場しないようだ。 【画像】ファンも興奮の微笑ましい光景 大谷翔平&フリーマン愛息子の2ショット スプリングトレーニングでは、最初の打撃練習より柵越えを連発したことが話題となり、順調な回復ぶりをみせていた大谷。現地時間2月22日(日本時間23日)のパドレスとの初戦には、デーブ・ロバーツ監督より、パドレス戦出場を見送る旨の発言があったとして、各メディアも反応している。 米スポーツサイト『Bleacher Report』も現地時間2月19日の公式サイト上でこのニュースを伝えるとともに、ロバーツ監督や米識者が大谷の今後について語ったコメントなども紹介している。 その中では、大谷のリハビリが予定以上に進んでいるとした上で、オープン戦出場時期は未定であるなどと現状を説明しており、その一方で『Los Angeles Times』のジャック・ハリス記者による「オオタニは日曜日にもドジャースで打撃練習に参加する予定だったが、参加しなかった」というレポートにも言及。また、ロバーツ監督の大谷についてのコメントも掲載している。 「確かに、誰もが彼が野球場でプレーする姿を見たいと思っている。それは分かる。でも一番大事なのは、開幕に間に合わせることだ。そのための時間は十分にあると思う」 指揮官が明言したように万全を期すために週末のオープン戦は出場を回避する意向だが、記事の中では「ハリス記者によれば、ドジャースの新星は『その後すぐに』試合に出場する可能性があると付け加えた」と指摘。現地記者による早期での実戦出場への見解も綴っている。 加えて同メディアは、「オオタニがカクタス・リーグでスイングする機会はまだまだある。木曜日のパドレス戦の後、ドジャースは韓国に向かうまでに20試合ある」として、開幕までの調整期間が十分残されていると強調した。 あくまでも本番はレギュラ―シーズン。今回のトピックの中には、「ドジャースは3月20日の韓国ソウルでの開幕日に、指名打者としてプレーできるようになることを望んでいる」と記されている通り、シーズン開幕を万全の状態で迎えるためのプロセスに他ならない。 まずは、大谷がキャンプでのトレーニングを消化し、順調にコンディション回復を果たすことを願うばかりだ。 [文/構成:ココカラネクスト編集部]