「完全に成長すればサイ・ヤング賞複数回受賞する可能性」佐々木朗希の才能を元GMボーデン氏が絶賛
レッズ、ナショナルズでGMを務めたMLBアナリストのジム・ボーデン氏が10日(日本時間11日)、自身のX(旧ツイッター)を更新。ポスティングシステムで大リーグ入りを目指すロッテ・佐々木朗希(23)に言及した。 ロッテが9日に佐々木のポスティング申請をすることを発表。その後は米国でも報道が過熱している。 ボーデン氏はXで「佐々木朗希の才能は?」と書き出し「全30球団は国際ボーナスプールに残っている資金全額でオファーするか、次の期間まで待つならば、その全額でオファーすると約束するべき」と投稿。 続けて「彼は完全に成長すれば、サイ・ヤング賞を複数回受賞する可能性がある、世代を代表する才能だ」と103マイル(約165・8キロ)の直球と画面から消えるスプリットがあると絶賛した。 現在23歳の佐々木は、25歳未満の海外選手獲得時に契約金や年俸総額が制限されて、マイナー契約しか結べない「25歳ルール」の対象となっている。 契約金も大谷翔平が2017年のオフにエンゼルスとサインした時(契約金231万5000ドル=当時約2億6000万円)のように、国際ボーナスプール内に制限される。国際選手の契約期間は例年1月15日から12月15日まで。各球団は割り当てられたボーナスプールの中で、複数の選手と契約を結ぶ。今年はすでに11月であるため、大部分のチームはボーナスプールの大部分を使い切っており、残額は限られている。