【さきたま杯】トリッキーな浦和千四への対応がカギ レモンポップ田中博調教師を直撃!
[JpnⅠさきたま杯=2024年6月19日(水曜)3歳上、浦和競馬場・ダート1400メートル] 【聞かせて!核心】昨年は同一年JRAダートGⅠを完全制覇したレモンポップ(牡6・田中博)。ウシュバテソーロとの初対決が注目を集めた今年初戦のサウジCでは、12着に敗れた。それでも、国内では4連勝と最上位の存在だけに、主役の座は譲れない。前走の敗因や中間の状態について田中博康師(38)に聞いた。 ――前走サウジCは12着 田中博 気持ちが高ぶっていて、雰囲気にのまれているな、という感じはありました。チャンピオンズCの時も馬場入りで怪しいところはあったんですが、ぐるぐる回り出すなど、普段は見せない挙動を見せていました。課題はありますね。前走(の敗因)は距離だけではないと思います。 ――帰厩後の調整過程について 田中博 帰国後はリフレッシュし、いつもより早めに帰厩して乗り込んでいます。良化がスロー気味なところはありましたが、ひと追いごとに迫力が出て、いつもと遜色ない状態で送り出せそうです。 ――今回のさきたま杯は浦和の1400メートルが舞台となります 田中博 距離はむしろプラスだと思っています。距離が持つように向き合ってきましたが、本来は千四くらいの方がいいと思っていましたから。ただ、浦和の千四は東京の千四とは違いトリッキーですから、馬は戸惑うと思います。コースへの対応が鍵になります。
東スポ競馬編集部