富商生がリンゴ、ハチミツ菓子 企業と協力、団子も
富山商高の生徒は地元菓子製造販売業者と協力し、養蜂活動で採取したハチミツやリンゴを使った菓子や地元のコメを使用した団子を開発した。イベントで販売し、生徒は新商品が富山の名物になることに期待している。 「甘金丹(富商恋人とりんご)」は、流通ビジネス科と会計ビジネス科の3年生17人が課題研究の授業の一環で開発に取り組んだ。菓子製造販売のボン・リブラン(富山市)と食料品・酒類卸売業のカナカン(金沢市)が協力した。 価格は1個250円。富山駅で14日に開催される「とやまワカモノ・サミット2024」や、11月に行われる同校の販売実習「TOMI SHOP」などで販売を予定する。 「はらうい団子」はプランニング部の部活動で、3年生4人が携わった。 菓子製造業の源七(魚津市)が協力した。団子の形や味付けなどを生徒が提案した。魚津市産コシヒカリの米粉を利用し、たこ焼きをイメージしたものや、サツマイモ味など、5種類の味を用意した。価格は約250円で、富山市内のイベントで販売を予定する。