移籍後初めてベイエリアに凱旋するマーベリックスのクレイ・トンプソン、指揮官は「楽しんでほしい」とエール
日本時間11月13日(現地12日)に、ダラス・マーベリックスが敵地でゴールデンステイト・ウォリアーズと対戦する。昨オフにマーベリックスへ移籍したクレイ・トンプソンは、ウォリアーズを離れて以降初めてベイエリアで試合を行なうこととなる。 ウォリアーズはチームの英雄を称えるセレモニーを準備しており、当日はエモーショナルな瞬間が訪れるだろう。そんななか、95.7 The Gameのポッドキャスト番組『The Morning Roast』に出演したマーベリックスのジェイソン・キッドHC(ヘッドコーチ)は、トンプソンとこの試合について話し合ったことを明かしている。 「私たちは先日、この機会について話し合ったんだ。これまで長くいたチームを離れることはあまりない。オークランドで味わった興奮と優勝を含め、彼が築いた本拠地であるチェイス・センターでプレイする機会を得るのは稀なことだ。ここでの2日間は感情的なものになるだろうと理解している。だから彼には、ただ状況を受け入れて楽しんでほしいと思っている」 トンプソンは2011年のNBAドラフト1巡目11位でウォリアーズに指名されると、昨季まで13シーズンにわたってチームに在籍。その間、4度の優勝に貢献している。キッドHCは現役引退前に、トンプソンとステフィン・カリーのスプラッシュブラザーズと対戦したこともあるため、いかにベイエリアでトンプソンが特別な存在であるかを理解しているのだろう。 「史上最高のシューターである2人が同じチームにいたこと自体がユニークだが、彼らはプレイするのが大好きで、勝ち方を知っていたし、そこからさらに学んでいった。だからこそ、2人はNBAで最高のデュオの一つとして語り継がれるだろう」 長らくトンプソンとともにチームを牽引してきたカリーやドレイモンド・グリーンらとのコート上での再会は、特別な瞬間となりそうだ。
NBA Rakuten