「勉強しなさい」はNG! 子どもが“自分から勉強する”意外な方法とは?
子どもに「勉強しなさい」とは言いたくない。できることなら、子どもが自分から楽しんで勉強してほしい。そのためには、どうしたらいいか…ということを考えていたところ、ある方法を思いつきました。我が家で実践している、ちょっと変わった勉強法をご紹介したいと思います。 【この記事を漫画で読む!】子どもが自分から勉強しだす驚きの方法とは……
お金の教育 ~「勉強しなさい」を封印! 子どもが主体的に勉強しだすお小遣いの仕組み~
我が家では「週払いの完全報酬制お小遣い制度」(関連記事:親が本当にやってよかったと思う「お小遣いのあげ方」)をベースにお金の教育をしています。 (「週払いの完全報酬制お小遣い制度」だと長いので、ここでは「お仕事制度」と呼ぶことにします。) 「お仕事制度」とは、子どもがタオル畳みや台拭きなどの「お仕事」をした報酬として、お金を渡すというものです。 この「お仕事制度」と「勉強」を組み合わせて、ある方法を試してみたところ、「勉強させられている感」が無いのに、子ども自身がめちゃくちゃ頭を使って、楽しく勉強することができるようになりました。
私は絶対に「勉強しなさい」とは言わないようにしています
何を隠そう、私自身が子どもの頃 「ほんと、勉強勉強うるさいし…あーほんとやる気無くした……」 こんな子でした
ある日ふと 「そういえば、みいちゃんのお仕事って、もうちょっと知的労働のバリエーションがあっても面白いんじゃないかな」 と、思いつきました
事前に夫と共有し、本人に提案してみることにしました 「先生のお仕事してみない?」
先生のお仕事を始めたみいちゃん 一連の流れはこんな感じです
①授業の範囲を決める ②教材を作る ③授業をする ④採点をする
この先生のお仕事、とっても頭を使います
一番頭を使うのは、授業で分かりやすく教えること 「知っていること」と「教えられること」とは全然難易度が違います
この先生のお仕事をやってみた一番の収穫は、みいちゃんの「気づき」にありました
「みいちゃんの授業、いつも分かりやすくて楽しいよ、ありがとう」
このように、先生のお仕事に一生懸命取り組んでいるみいちゃん。 この「先生のお仕事」では、学校で学んだことをどのように分かりやすく伝えるか、頭をフル回転させて考えるので、「お勉強」の領域を超えた力がついていると思います。 また、これからの時代はアウトプットする力がますます重要になってくると思うので、そういう経験をたくさん積むという意味でもよい機会になっているなと思います。 私自身も、人から勉強を教えてもらうことが久しぶりで、楽しい気持ちになりました。 親子で同じことを共有すると、それだけで気持ちが近くなれますし、色々な面で良い取り組みだなと思います。 これからも、子どもが主体的に楽しく取り組めるよう、工夫していきたいと思います。
【プロフィール】えみ(@emi_jiken24)
長女・みいちゃん、長男・とうくん、次女・あーちゃんの3人を育てる母。 インスタグラムで、その子育て法を漫画で紹介したところ、「ためになる!」「我が家でも取り入れたい!」と話題に。 コーヒーと甘いものが大好きです。